楽天証券の配当金|受け取り方法の確認・変更といつ入金されるか

楽天証券の配当金受取方法|NISAで非課税にする設定と確認の手順

3行まとめ

  • NISAで持つ日本株の配当を非課税にするには、受け取り方を「株式数比例配分方式」(証券口座で受け取る)にする必要があります。
  • 今の設定は、PCなら「マイメニュー」→「各商品に関する設定 国内株式」で確認・変更できます。変更には3〜4営業日かかります。
  • 配当は、会社が決めた支払開始日のあとに証券口座へ入ります。3月決算の会社なら、6月ごろが目安です。

この記事でわかること

  • 楽天証券で選べる配当金の受け取り方(3種類)
  • 今の受け取り方を確かめる・変える手順
  • 配当金はいつ、どこに入るか
  • 入金の履歴の見方と、銀行への出金
  • 配当金を受け取れないときの原因

1. 受け取り方は3種類。NISAなら「証券口座で受け取る」一択

受け取り方 正式な名前 NISAの株の配当
証券口座で受け取る 株式数比例配分方式 非課税
郵便局などで受け取る 配当金領収証方式 税金がかかる
銀行口座で受け取る 登録配当金受領口座方式 税金がかかる

NISAで持つ株の配当が非課税になるのは、証券口座で受け取る方法だけです(楽天証券)。ほかの方法だと、NISAの株でも約20%の税金が引かれます。

NISA以外の口座で持つ株は、どの方法でも税金がかかります。それでも証券口座で受け取ると、そのまま次の株を買えるので便利です。

2. 今の受け取り方を確かめる方法

  1. 楽天証券のPCサイトにログインします。
  2. 右上の「マイメニュー」を押します。
  3. 「お客様情報の設定・変更」の「各商品に関する設定 国内株式」を押します。
  4. 「国内株式配当金受取方法・ほふり登録情報」の欄を見ます。

「株式数比例配分方式」と出ていれば、設定は済んでいます。スマホでは画面のつくりが変わることがあります。見つからないときは、楽天証券のヘルプで「配当金受取方法」と検索してください。

3. 証券口座で受け取る設定に変える手順

  1. 2章の画面を開きます。
  2. 「証券口座でのお受取り(株式数比例配分方式)」を選んで「次へ」を押します。
  3. 内容を確かめ、留意事項にチェックを入れます。
  4. 暗証番号を入れて「変更」を押します。

受け付けが終わるまで3〜4営業日かかります。終わるとメールなどで知らせが来ます(楽天証券)。

配当をもらえるかは、会社が決めた日(権利確定日)に株主かどうかで決まります。受け取り方の変更も、その日までに終わっている必要があります。配当の時期が近いなら、早めに済ませましょう。

4. 配当金はいつ、どこに入る?

証券口座で受け取る設定なら、配当は楽天証券の口座(預り金)に入ります。入ったお金は、そのまま株や投資信託を買うのに使えます。

入る時期は、会社ごとにちがいます。3月に決算をする会社なら、6月の下旬ごろに入ることが多いです。6月の株主総会で配当が決まり、そのあとに支払いが始まるためです。

決算の月 権利確定日 入金の目安
3月 3月末 6月ごろ
3月(中間配当) 9月末 12月ごろ

たとえば横河電機は、2025年9月30日を基準日とする中間配当を、12月5日から支払いました(同社の発表)。正確な日は、その会社の決算の資料(決算短信)にある「配当支払開始予定日」でわかります。米国株の配当は、支払日の次の営業日以降に、税金を引いた額で入ります。

5. 入金の履歴の見方と、銀行への出金

入った配当は、次の画面で確かめられます。

  • PC:「マイメニュー」→「入出金・振替」の「配当金・分配金・利金」
  • スマホ:「マイメニュー」→「入出金・振替」→「配当金・分配金・利金」

配当を銀行に移したいときは、ふつうの出金と同じやり方で出せます。楽天銀行とつなぐ「マネーブリッジ」の自動スイープを使う方法もあります。証券口座の現金が、毎営業日の21時以降に楽天銀行へ自動で移ります(楽天証券の自動入出金のページより)。

「配当金自動出金サービス」を使うと、配当が入った次の営業日に、登録した銀行へ自動で振り込まれます。1日の配当が1,000円以上のときが対象です。

6. 配当金を受け取れないときの原因

  • 権利付き最終日を過ぎてから買った:配当をもらうには、権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)までに買う必要があります(高配当株投資とは?)。
  • まだ支払開始日の前:権利確定日から入金まで、2〜3か月かかるのがふつうです。
  • 受け取り方が銀行・郵便局になっている:証券口座ではなく、銀行口座や配当金領収証で届きます。
  • 特別口座で持っている:特別口座の株は、証券口座で受け取る方法を選べません。
  • 会社が配当を減らした・やめた:業績によっては、配当が出ないこともあります。

7. 設定するときの注意点

  • 受け取り方は、すべての証券会社で共通:受け取り方は「ほふり(証券保管振替機構)」でまとめて管理されています。ほかの証券会社で変えると、楽天証券の株にも同じ設定が使われます。
  • 他社で変えた内容は、楽天証券の画面にすぐ出ない:画面には、楽天証券で手続きしたときの情報が出ます。
  • 複数の証券会社で同じ株を持つ場合:配当は、それぞれの持ち株数に応じて、各社の口座に入ります。

当サイトの分析:受け取り方で、手取りはいくら変わる?

NISAで日本株を持ち、年間5万円の配当がある場合で計算しました。

受け取り方 税金 手取り
証券口座で受け取る 0円 50,000円
銀行・郵便局で受け取る 約10,157円 約39,843円

設定がちがうだけで、1年で約1万円の差が出ます。10年なら約10万円です。NISAで日本の株を持っているなら、一度は設定を見ておきましょう。

よくある質問

楽天証券の配当金はどこに入金されますか?

証券口座で受け取る設定なら、楽天証券の口座(預り金)に入ります。銀行口座で受け取る設定なら、登録した銀行口座に入ります。

楽天証券の配当金はどうやって出金するのですか?

ふつうの出金と同じ手続きで、銀行口座に出せます。「配当金自動出金サービス」を使えば、入金の翌営業日に自動で振り込まれます(1日1,000円以上が対象)。

楽天証券で配当金を受け取れないのはなぜですか?

多いのは、権利付き最終日を過ぎてから買った場合と、まだ支払開始日の前の場合です。受け取り方が銀行や郵便局になっていないかも確かめましょう。

関連記事:高配当株投資とは?/配当金月1万円にはいくら必要?/つみたて投資枠と成長投資枠の違い

受け取った配当金を出金しようとして「出金可能額が0円」になるときは、楽天証券の出金可能額が0円なのはなぜ?で原因を確かめられます。

出典

この記事は、各社の公式情報をもとにした手順の解説です(2026年10月時点)。画面や手順は変わることがあるため、最新の情報は楽天証券の公式サイトでご確認ください。特定の金融機関や金融商品を勧めるものではありません。(免責事項)