3行まとめ
- 来週は日米の金融政策の発表が続きます。FOMCの結果は29日(木)午前3時、日銀は30日(金)。どちらも政策金利の据え置きが予想の中心です。
- 29日(木)の夜は、米国の7〜9月期GDP(速報)と9月のPCE物価指数、ECBの結果発表が重なり、値動きが大きくなりやすい日です。
- 決算は、マイクロソフト・アルファベット(29日朝)、アマゾン(30日朝)、日本では東京エレクトロンやキオクシアなど(30日)が控えています。
この記事でわかること
- 10月26日〜30日の主なイベントと日本時間
- FOMC・日銀会合の予想と注目点
- 注目の決算発表の日程
1. 来週の予定一覧(日本時間)
| 日付 | 時刻 | イベント |
|---|---|---|
| 26日(月) | ― | ドイツIfo景況感指数(10月)/日本:キヤノンMJ、スタンレー電気などの決算 |
| 27日(火) | 夜 | 米国:耐久財受注(9月)/米国:コカ・コーラ、ボーイング、UPSなどの決算(寄り前)/日本:信越化学、キヤノン、日本取引所グループなどの決算 |
| 28日(水) | 朝 | 米国:ビザ、NXPセミコンダクターズなどの決算(27日の引け後)/日本:日立、アドバンテスト、NECなどの決算 |
| 29日(木) | 午前3時 | FOMCの結果発表(午前3時30分から議長会見) |
| 朝 | 米国:マイクロソフト、アルファベットなどの決算(28日の引け後)/日本:JT、武田薬品、コマツ、富士通、キーエンスなどの決算 | |
| 夜 | 米国:7〜9月期GDP(速報)、9月のPCE物価指数/22時15分 ECBの結果発表(22時45分からラガルド総裁会見) | |
| 30日(金) | 朝〜午後 | 米国:アマゾン、インテル、スターバックスなどの決算(29日の引け後)/日銀の金融政策決定会合の結果と展望レポート、植田総裁会見/日本:東京エレクトロン、キオクシア、第一三共、村田製作所などの決算 |
※米国の指標は米国東部時間の午前8時30分(日本時間21時30分)に発表されるのが一般的です。米国の夏時間は11月1日(日)に終わるため、翌週からは日本時間で1時間遅くなります。決算の詳しい日程は決算カレンダーにまとめています。
2. FOMC(29日午前3時):据え置きが予想の中心
米国の政策金利(現在3.75〜4.00%)を決めるFOMCは、27〜28日に開かれます。ロイターの調査では、エコノミスト100人中94人が据え置きを予想しています。先物市場(将来の売買の値段を今決める市場)の値動きから計算すると、利上げの確率も約1割です(Newsquawk)。
据え置きが予想どおりなら、注目は声明文と、ウォーシュ議長の会見で12月の利上げにどこまで前向きな発言が出るかです。外為どっとコムによると、市場は12月の利上げを約8割織り込んでいます。FOMCの仕組みはFOMCとは?で解説しています。
3. 日銀会合(30日):据え置きと展望レポートに注目
日銀は9月の会合で政策金利を1.00%から1.25%に引き上げました。10月29〜30日の会合は、据え置きが見込まれています。焦点は同時に公表される「展望レポート」(経済・物価の見通し)と、植田総裁の会見です。年内の利上げの織り込みは約6割に下がったとされます(外為どっとコム)。詳しくは日銀の金融政策決定会合とは?で解説しています。
4. 29日夜の米国指標:GDPとPCE
- 7〜9月期GDP(速報):市場予想は前期比年率3.0%(前回2.2%)。
- 9月のPCE物価指数:FRBが物価の目標に使う指標です。市場予想は総合が前年比3.6%(前回3.4%)、食品とエネルギーを除くコアが3.1%(前回3.0%)。
FOMCの翌日に物価の指標が出るため、12月の利上げの見通しが変わるきっかけになる可能性があります。物価の指標の見方はCPIとは?も参考にしてください。
5. 決算:AI投資の「回収」が焦点
今週の株安のきっかけは、AIへの巨額投資が利益につながるのかという不安でした(今週の市場まとめ)。来週はマイクロソフト、アルファベット、アマゾンという、AIに大きく投資している企業の決算が続きます。日本でも30日に東京エレクトロンやキオクシアなど半導体関連の決算が集中します。
6. 翌週(11月2日〜)の予定
よくある質問
FOMCの結果は日本時間の何時に出ますか?
10月29日(木)の午前3時です。議長の記者会見は午前3時30分から始まります。
日銀の結果は何時に発表されますか?
発表の時刻は決まっていません。会合2日目の昼ごろに公表されることが多く、9月の会合では18日の正午ごろに声明文などが公表されました。
来週一番値動きが大きくなりそうなのはいつですか?
予想はむずかしいですが、29日(木)は値動きが大きくなりやすい日です。朝にFOMCの結果とマイクロソフト・アルファベットの決算があり、夜には米GDP・PCE・ECBが重なります。注目材料がこの日に集中しています。
出典
- 外為どっとコム:来週の日経平均見通し(10/26〜10/30)(2026年10月23日)
- 外為どっとコム:ドル/円、来週の見通し(2026年10月23日)
- みんかぶFX:来週の注目材料(2026年10月24日)
- Newsquawk:Week in Focus 26-30th October 2026
- Microsoft:決算発表日のお知らせ
- Amazon:Q3 2026 決算発表日
この記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。日程や予想は変わることがあります。投資の判断はご自身でお願いします。(免責事項)

